惑星の夕焼け

火星の夕暮れ、太陽のまわりは青く光ります。下にドラッグすると太陽が沈み、左右にドラッグすると金星から天王星まで移動できます。星ごとに空気も、太陽までの距離も、光も違います。

    画面をドラッグ:上下で日没の進み具合、左右で太陽からの距離が変わります(矢印キーでも操作できます)

    7つの空、太陽は同じ位置

      コマをタップすると星が切り替わります。どのコマでも太陽は、その星の日没を基準に同じ位置まで進んでいます

      このツールについて

      画面は3層でできていて、ラベルがそれを示します。空の色はNASAのシミュレーション動画から取った色表(NASA Goddard SVS 13645、Geronimo VillanuevaとJames TralieがPlanetary Spectrum Generatorで作成)によるものです。火星・金星・タイタンの地面は文章からAIで想像した画像で、写真ではなく、実在の場所でもありません。太陽とその光・海・天王星の雲はこのページの描画です。探査機の写真は載せていません。

      火星の夕焼けはなぜ青いのか。JPLによるCuriosityの写真の説明では、細かい塵が青い光を通しやすく、青は太陽の近くに残り、黄や赤はより広く散らばります。光の通り道がいちばん長い日没で、この効果は最も強くなります。NASAの動画から取った色表は黄褐色から淡い白で、太陽付近で白飛びするため、このページでは火星の夕暮れの中盤以降に色相を調整しています。明るさはシミュレーションのままで、色はその写真で測った分布(太陽の近くは青白く、外へ向かって灰青)に合わせました。これはこのページの調整で、NASAの出力ではありません。本物はリンク先で見られます。

      どの星にももやがあるわけではないので、地面の上の空気は星ごとに設定しています。火星:約0.006 bar、二酸化炭素95%で、薄い空気に細かい塵があり、遠くの稜線も見えます。金星:92 bar、二酸化炭素96.5%で、高空の硫酸の雲が太陽を隠しますが、地面の霧ではありません。ただしこれほど濃い空気はそれ自体が強く散乱する(緑の光の平均自由行程は約1キロ)ので、ここでも遠くの地形はかすみます。タイタン:約1.5 bar、窒素約95%とメタン約5%で、オレンジ色のもやが遠くの地形をやわらげます(Huygensのデータからは、地表近くの空気は数十キロ先まで澄んでいたと推定されます)。地球の3つの空は晴れ・かすみ・曇りで、下は描画した海です。天王星は水素82.5%、ヘリウム15%で、地面がありません。太陽の大きさは距離で決まり、金星の地球比1.38倍から天王星の0.052倍までです。

      上下ドラッグの意味:NASAのシミュレーションは太陽の位置を示していないので、上下のドラッグはそのコマの間を動くもので、パーセントはこのページが推定した日没の位置まで太陽がどこまで進んだかを示し、仰角ではありません。太陽の高さと画面の明るさはイメージで、特にタイタンの実際の地表はこの画面よりずっと暗く、金星もより暗くオレンジ色です。火星では光も太陽のまわりに移していて、色表そのものとは異なります。金星とタイタンではくっきりした太陽は見えず、ぼんやりした光だけで、曇りの地球も同じです。天王星の雲は色表自身の色で描いたイメージです。

      左右のドラッグは太陽からの距離に沿った移動です。2つの星の間では、ひとつの太陽(大きさは距離に応じて変わります)の下で画面を重ねて切り替えます。ただし円盤が見えるのは地球・火星・天王星だけで、金星とタイタンには光しかありません。この重なりは場面転換で、シミュレーションされた大気ではなく、その間はラベルにも示します。移動しても変わらないのは、フィルムのコマとパーセントが示す「その星で太陽が沈むまでどこまで進んだか」なので、沈んだ太陽は昇らず、往復すれば同じ時点に戻ります。各星の日没の位置は、このページが色表から推定したもの(地平線の光が弱まり始めるところ)で、NASAの数値ではありません。「同じ時計」は各太陽が自分の直径ぶん沈む区間を走らせるもので、このページで実時間があるのはこの区間だけです。NASAのシミュレーションに時間軸はないので、夕暮れの他の部分に実時間はありません。

      数字の求め方(すべて同じ関数から):太陽の見かけの直径 = 0.5332° ÷ 太陽からの平均距離(AU:金星0.723、地球1、火星1.524、タイタン9.58、天王星19.19)。直径ぶん沈むのにかかる時間 = その直径 ÷ 360° × 太陽日の長さで、春分・秋分の赤道での値です(金星116.75日、地球24時間、火星24.66時間、タイタン15.97日、天王星17.24時間)。距離は平均値なので、実際の値は一年のうちに変わります(火星で約±9%)。金星は逆向きに自転するので、太陽は東に沈みます。天王星は横倒しで逆向きに自転し、日没の方角は季節で変わります。4.8秒は春分・秋分だけの値で、至点では約35秒、高緯度では何年も沈みません。太陽は星どうしで実際の相対的な大きさ(地球 = 1)で描いています(最小2ピクセルのため、遠い太陽は拡大される場合があります)が、画面の地形とは縮尺が合っていません。

      出典。空:NASA Goddard SVS 13645、Geronimo Villanueva / James Tralie、Planetary Spectrum Generator。大気のデータ:NASAの惑星ファクトシートとNASAのタイタン資料。火星の色の分布:Curiosity PIA19400(NASA/JPL-Caltech/MSSS/Texas A&M Univ.)から測定。写真は転載せずリンクのみです。地面:AI生成画像。このページはNASAが作ったものではなく、NASAの承認も受けていません。NASAのロゴも、NASAの動画とそのサウンドトラックも使っていません。

      クイックガイド

      使い方、よくある質問、関連ツール

      初めての方にも、また使いに来た方にも。使い方・活用例・よくある質問をツールの下にまとめました。

      中国語での検索: 火星的日落為什麼是藍色、其他星球的日落長什麼樣、火星 天空 顏色、從火星看太陽多大、泰坦 土衛六 天空

      英語での検索: what does a sunset look like on mars、why are sunsets blue on mars、sunsets on other planets、sky color on titan、how big is the sun from uranus

      使い方

      まず基本操作を試す

      1. ページを開くと火星の夕暮れで、太陽が地平線に触れる直前です。画面を上下にドラッグすると日没が進み、太陽がついてきます。左右にドラッグすると太陽からの距離が変わり、円盤が見える星では、遠いほど太陽は小さくなります。
      2. 下のフィルムストリップのコマをタップして星を切り替えます。地球(晴れ・かすみ・曇り)、火星、金星、タイタン、天王星。7つとも太陽は同じ位置まで進んでいて、横の表に太陽の見かけの大きさ、大気、直径ぶん沈むのにかかる時間が出ます。
      3. 本物を見るには「Curiosityの実際の写真を見る」でNASAのページへ。「カード保存」で1200×630の画像を残せます。どこがシミュレーションでどこがAIの想像かも画像に記されます。

      活用例

      このツールが役立つ場面

      • 火星の夕焼けはなぜ青い?最初のページを開くと、太陽のまわりは青白く、外へ向かって灰青に変わります。リンクからCuriosityの実写写真と見比べられます。ここの色相を調整していることもページに記しています。
      • タイタンの金色のもやタイタンをタップして夕暮れをドラッグすると、空は金色で、くっきりした太陽の円盤はなく、遠くの地形はもやに溶けていきます。
      • 天王星から見た太陽?w=uranus&p=50 を開くと、天王星には地面がなく、太陽は地球での0.052倍の明るい点です。「同じ時計で太陽を沈める」を押すと春分・秋分なら4.8秒で沈み、地球は2.1分、金星は5.7時間かかります。60×や3600×にすれば最後まで見られます。
      • 先生が大気のちがいを比べるプロジェクターで太陽を夕暮れの中ほどまでドラッグし、フィルムストリップを指さします。太陽が同じ位置まで進んだとき7つの空がどう見えるか、大気の成分と気圧、そして同じ物差しの5つの太陽も比べられます。
      • ある瞬間を共有カードに星と瞬間(たとえば金星の20%)を選んで「カード保存」を押すと、出典とURL入りの1200×630の画像ができます。同じリンクを開くと同じ画面が表示されます。

      よくある質問

      よく聞かれること

      火星の夕焼けはなぜ青いのですか?

      NASAジェット推進研究所によるCuriosityの写真の説明では、火星の大気中の細かい塵が青い光を通しやすいため、青は太陽の近くに残り、黄や赤はより広く散らばります。光が大気を通る道のりがいちばん長い日没で、この効果は最も強くなります。その写真の色は補正とホワイトバランスがされており、Mastcamは人の目より青にやや感度が低いカメラです。

      この画面は本物の写真ですか?

      いいえ。空の色はNASA Goddardの大気シミュレーション、火星・金星・タイタンの地面は文章からAIで想像した画像、太陽・海・天王星の雲はこのページの描画です。探査機の写真は載せていません。火星ではリンクからNASAのページでCuriosityの本物の夕焼けを見られます。

      火星の色を調整しているのはなぜですか?

      NASAのシミュレーションの火星の色表は黄褐色から淡い色で、太陽付近で白飛びし、探査車が実際に記録した青が見えません。そこで火星の夕暮れの中盤以降は色相を調整しています。明るさはシミュレーションのままで、色はCuriosityの写真で測った分布(太陽の近くは青白く、外へ向かって灰青)に合わせました。これはこのページの調整でNASAの出力ではなく、画面のラベルにも「色調整あり」と示します。

      どの惑星にももやがありますか?大気はどう違いますか?

      いいえ。火星は約0.006 barで二酸化炭素95%、薄い空気に細かい塵があります。金星は92 barで二酸化炭素96.5%、高空の硫酸の雲が太陽を隠しますが、地面の霧ではありません。ただしこれほど濃い空気はそれ自体が強く散乱し、遠くの地形もかすみます。タイタンは約1.5 barで窒素約95%、メタン約5%、オレンジ色のもやが遠くの地形をやわらげます。天王星は水素82.5%、ヘリウム15%で地面がありません。

      他の惑星から見た太陽の大きさと、日没にかかる時間は?

      太陽の見かけの直径は距離に反比例します。金星から約0.74°(地球の1.38倍)、地球0.53°、火星0.35°(約3分の2)、タイタン0.056°、天王星ではわずか0.028°で、明るい点になります。赤道で太陽が直径ぶん沈む時間は、地球約2.1分、火星約1.4分、タイタン約3.6分、天王星約4.8秒(自転だけの値で横倒しの自転軸は考慮せず、実際は大きく違うことがあります)、金星は約5.7時間です。金星は逆向きに自転するので、太陽は東に沈みます。

      太陽の高さや明るさは正確ですか?

      いいえ、どちらもイメージです。NASAは各コマで太陽がどこにあるかを示していないため、上下のドラッグはそのコマの間を動くもので、パーセントはこのページが推定した日没の位置までの進み具合で、仰角ではありません。明るさも実際の明るさではなく、たとえばタイタンの地表は実際にはずっと暗く、金星もより暗くオレンジ色です。画面のラベルにも記しています。太陽の大きさは各惑星の太陽からの平均距離を使っています。